「アスベストによる健康被害の全国一斉電話相談」(「働くもののいのちを健康を守る全国センター」呼びかけ)に「ア
スベスト・じん肺支援福井センター」も参加しました。

日時
10/7(土曜日) 午前9時〜午後5時
場所  福井医療生協組織部事務所 
電話相談応対
平野光陽生協病院院長 
宇野アスベスト・じん肺支援福井センター事務局長
奥出福井民医連事務局長

相談件数  6件 

主な相談内容
 *16才から内装の基礎工事をしている。アスベストの鉄骨吹きつけを落として作業することも多かった。S病院で「肺
の皮が厚い(胸膜プラークのこととと思われる)」と言われた。病院では「診断書をもっていけば労災になる」といわ
れ、監督署に会社担当者が持っていったが「悪くならないと対象にならない」といわれた。何処の現場で働いていた
かと言われてもすぐわからない。時々胸がチクチクいたいので不安もある。

 
 *内装工事でアスベスト建材を切っては貼っていた。22年間以上。痰がかなり出ている。胸部レントゲンでひっかか
り胸部CTを撮った。「中皮腫はないが胸膜が肥厚している」といわれ、毎年の検査をすすめられたがどうしたらよいの
だろう。同じ仲間で中皮腫と診断されたひとがいたが、職歴で認定にはならないといわれた。そうであれば、自分くら
いの所見では認定にはならないのだろうか。

 *12年前に父親が肺線維症で死亡した。国鉄の機関区で長らく車両検査をしていたので石綿ばく露は確実だと思
う。かなり前なのでカルテやフイルムが残っているかわからないが、もしアスベスト関連だとしたら、時効としての労
災請求は可能だろうか。


以上の相談については、わかる範囲で適切にお答えし、医療機関への受診、福井センターへの直接来所などもすす
めました。